第46回九州芸術祭文学賞作品を募集します

第46回九州芸術祭文学賞の作品を募集します。応募資格は九州(沖縄を含む)在住であること。400字詰め原稿用紙で55枚~60枚の未発表作品を対象とします(パソコン打ちも可)。応募の締め切りは8月31日(必着)。九州8県と政令指定都市の福岡・北九州・熊本3市で地区選考が行われ、ここで選ばれた地区優秀作11編が来年1月中旬、東京で開く最終選考で審査されます。最終選考委員は、作家の五木寛之、村田喜代子、又吉栄喜の各氏と文芸誌『文學界』の武藤旬編集長。

最優秀作には賞金30万円と「青木秀賞」(20万円)が贈られ、『文學界』4月号に掲載されます。問い合わせ、及び既刊の作品集(定価1000円)の購読を希望される方は九州文化協会=092(406)8581=まで。詳細は応募要項をご覧ください。

第46回九州芸術祭文学賞応募要項はこちら(PDF)

第45回九州芸術祭文学賞表彰式(3月8日)参加者を募集

第45回九州芸術祭文学賞表彰式
髙村薫さん記念講演『戦後70年の日本人、そして小説のいま』
参加者を募集

高村薫講演会チラシ 左のデータを表示(右クリックでダウンロード)
公益財団法人九州文化協会は3月8日(日)、福岡県筑後市の九州芸文館で「第45回九州芸術祭文学賞」の表彰式と記念講演を開催します。最優秀賞に輝いた佐藤モニカさん(沖縄県、作品『カーディガン』)、佳作の岩元正治さん(鹿児島県、作品「ダンザ屋敷で」)をはじめ地区優秀作・次席の皆さんの表彰に続いて、作家・髙村薫さんによる記念講演が行われます。
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第45回九州芸術祭文学賞 最優秀作に沖縄県の佐藤モニカさん

第45回九州芸術祭文学賞の最終選考が1月29日、東京都内で行われ、最優秀作に沖縄県名護市の歌人佐藤モニカさん(本名 屋良もにか・40歳)の「カーディガン」、佳作には鹿児島県鹿児島市の無職岩元正治さん(68歳)の「ダンザ屋敷で」が決まった。

表彰式は3月8日午後1時から福岡県筑後市の九州芸文館で開催され、引き続き同会場で作家・髙村薫さんの記念講演がある。

最優秀作品は文藝春秋刊「文學界」4月号に掲載される予定。応募総数は282編。九州・沖縄の8県と3政令指定都市から選ばれた地区優秀作11編を最終選考した。

第45回九州芸術祭文学賞 地区優秀作11編が決定

第45回九州芸術祭文学賞の地区入賞作が決定した。
応募総数は282編(前回比4編増)。九州8県と3政令指定都市の11地区でそれぞれ地区選考を行い、地区優秀作11編と次席11編を選んだ。

H26九州芸術祭文学賞地区優秀作・次席の作品名・著者一覧(PDF)

地区優秀作の11編を対象に、作家の五木寛之、村田喜代子、又吉栄喜、「文學界」編集長の武藤旬の4氏による最終選考会を来年1月下旬に東京で開き、最優秀作が決定する。発表は1月30日の予定。

第45回九州芸術祭文学賞作品を募集

九州文化協会は第45回九州芸術祭文学賞の作品を募集する。応募資格は九州・沖縄在住者であること。400字詰め原稿用紙で55枚~60枚の未発表作品を対象とする(パソコン打ちも可)。募集期間は2014年5月1日(木)~9月1日(月)必着。九州8県と3政令指定都市での各地区選考を経て、来年1月中旬に東京で最終選考が行われる。最優秀作には賞金30万円と副賞の「青木秀賞」(20万円)が贈られる。
問い合わせや、これまでに刊行された作品集(定価1000円)の購読希望は九州文化協会=092(406)8581。
募集要項はこちら

故秋山駿さんの後任中央選考委員に又吉栄喜さん

又吉栄喜 中央選考委員で昨年10月に逝去された秋山駿さんの後任に、沖縄県地区選考委員の又吉栄喜さんが就任することとなり、表彰式で発表された。又吉さんは九州芸術祭文学賞の第8回最優秀賞受賞者。「豚の報い」で第114回芥川賞受賞。
第45回から、五木寛之さん、村田喜代子さん、『文學界』編集長とともに東京での最終選考を務める。

「年齢も個性のひとつ」平野さん 長崎で初の表彰式

第44回九州芸術祭文学賞(九州文化協会・九州沖縄の各県・政令市主催、福岡文化連盟、西日本新聞社など共催)の表彰式は3月15日、長崎市の長崎原爆資料館ホールで開かれた。長崎県での開催は初めて。多田昭重九文協会長から表彰状と賞金30万円、副賞の青木秀賞(20万円)が最優秀賞の平野宏さん(長崎県)に手渡された。

記念写真受賞者を囲んで記念撮影

受賞作は平野さんが初めて書き上げた小説。69歳という高齢での受賞だが、挨拶に立った平野さんは「年齢も個性のひとつ。そこに強みもあるだろう。思い残してきたことを書き続けていきたい。たどり着いたところに何が開けているのか、ワクワクしている」と抱負を語った。

表彰式
多田昭重九文協会長から賞状を受け取る最優秀賞の平野宏さん(左)

式の後、芥川賞作家で同資料館館長の青来有一さんと、人気作家の角田光子さんが「小説の底力」の演題で記念対談。ともに1990年代に作家デビューした二人は、小説との出会いや苦労、互いの作品世界、これからの作品展望などについて2時間にわたり語り合った。

会場には平野さんのほか地区優秀賞・次席に選ばれた受賞者、中央選考委員の村田喜代子さん、田中光子さん(『文學界』編集長)、又吉栄喜さんをはじめ各地区選考委員、九文協役員、長崎県関係者と文学ファンら約300人が出席。記念対談に続いて懇親会が開かれ、受賞者を囲んで約60人が和やかに歓談した。

第44回九州芸術祭文学賞 表彰式・記念対談「文学の底力」

 

青来有一/角田光代
コーディネート田中俊廣(活水女子大学文学部教授)

 

一般公開の表彰式に続き、作家の青来有一さんと角田光代さんの記念対談があります。

 

1990年代にデビューした2人の作家は、小説を書くなかで何を考えてきたのでしょうか。2001年に「聖水」で芥川賞を受賞した青来有一さん、2005年に「対岸の彼女」で直木賞を受賞した角田光代さんが、小説との出合い、そして互いの作品世界について語り合い、文学がもつ力、文学の可能性を展望します。

◇と き 3月15日(土)午後1時開会(4時終了予定)

◇ところ 長崎原爆資料館ホール(長崎市平野町7-8)

◇記念対談演題「文学の底力」

◇定 員 300人(先着順)、入場無料

◇申し込み 往復はがきの往信用裏面に住所、氏名、年齢、電話番号を、返信用表面に申込者の宛名を明記し(返信用裏面には何も書かないこと)、〒810―0001 福岡市中央区天神1の4の1 西日本新聞会館12階 (公財)九州文化協会へ。返信はがきが入場整理券となります。

※当日会場の先着50人に第44回九州芸術祭文学賞最優秀作を掲載の文藝春秋刊「文學界」4月号をプレゼントします。

◇問い合わせ先 九州文化協会=092(406)8581、070(5277)2605

文学賞対談チラシ、青来さん×角田さん

第44回九州芸術祭文学賞最優秀作に長崎県の平野さん!

第44回九州芸術祭文学賞の最終選考を1月27日(月)東京都内で実施し、最優秀作に長崎県大村市の会社員、平野 宏さん(69)の「ワ~イ」が決定した。

表彰式は3月15日、長崎市の長崎原爆資料館であり、作品は文藝春秋刊「文学界」4月号に掲載される予定。

応募総数は278編。九州・沖縄8県と3政令都市から選ばれた地区優秀作11編を最終選考した。

「ワ~イ」は中古重機販売会社に勤める男の、ある島での、一日の奇妙な体験を描く。海辺に隠れ棲む一組の男女の焼身自殺などを「白昼夢のように描きながら圧倒的リアリティがある」(村田喜代子さん、以下同じ)「島を描きながら島のもつ聖性をわざと崩して異質な重機を配し、登場人物も小道具も意表をつく」「書き過ぎず、書きそびれていることがない(文体の高い完成度)」と高く評価された。

表彰式は3月15日(土)午後1時から、長崎市の長崎原爆資料館(長崎市平野町7-8)で行い、引き続き同会場にて「青来有一・角田光代 文学対談 」を行う。

長崎県対談チラシ 青来さん・角田さん