第45回九州芸術祭文学賞表彰式(3月8日)参加者を募集

第45回九州芸術祭文学賞表彰式
髙村薫さん記念講演『戦後70年の日本人、そして小説のいま』
参加者を募集

高村薫講演会チラシ 左のデータを表示(右クリックでダウンロード)
公益財団法人九州文化協会は3月8日(日)、福岡県筑後市の九州芸文館で「第45回九州芸術祭文学賞」の表彰式と記念講演を開催します。最優秀賞に輝いた佐藤モニカさん(沖縄県、作品『カーディガン』)、佳作の岩元正治さん(鹿児島県、作品「ダンザ屋敷で」)をはじめ地区優秀作・次席の皆さんの表彰に続いて、作家・髙村薫さんによる記念講演が行われます。
日時・申込の詳細はこちら

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記念講演『戦後70年の日本人、そして小説のいま』
「日本は70年前、太平洋戦争で連合国に無条件降伏し、敗戦国となりました。70年という年月は人の記憶が途切れるのに十分な長さです。21世紀の日本には、かの戦争を語る言葉はもうほとんど残っていないのです。しかし私たちは、占領期に書かれた小説のなかで、当時の日本人のなまの感情や思いに触れることができます。この70年、日本人は何を思い、どんな小説を読んできたのでしょうか。そして、時代と社会の鏡である小説はいま、どんなかたちをしているのでしょうか。」

髙村薫さんのプロフィール
1953年大阪市生まれ。国際基督教大卒。外資系商社勤務の傍ら小説を書き始め93年『マークスの山』で直木賞、97年『レディ・ジョーカー』で毎日出版文化賞、2006年『新リア王』で親鸞賞、10年『太陽を曳く馬』で読売文学賞を受賞。他の著作に『黄金を抱いて翔べ』(日本推理サスペンス大賞)、『リヴィエラを撃て』(日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞)、『照柿』『冷血』など多数。全国の地方紙などに「21世紀の空海」を連載中。

第45回九州芸術祭文学賞表彰式 詳細
日 時 2015年3月8日(日) 12:30開場 13:00~表彰式、記念講演 16:00終了予定
*表彰式からご参加ください
会 場 九州芸文館(福岡県筑後市津島1131 ℡0942-52-6435)
定 員 300人(申し込み先着順)
入 場 無料
◇お申し込み◇ 往復はがきの往信用裏面に住所、氏名、年齢、電話番号を、返信用表面に申込者の宛名を記して〒810-0001 福岡市中央区天神1の4の1 西日本新聞会館12階 九州文化協会まで。はがき1枚に1名のみ記入。返信はがきが入場整理券となります(返信用裏面には何も書かないこと)。メールkyubunky@elf.coara.or.jp でも受け付け、入場整理番号をお知らせします。
※当日会場先着50人に「文学界」4月号(第45回九州芸術祭文学賞最優秀作掲載)をプレゼントします。
主催 (公財)九州文化協会、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県、福岡市、北九州市、熊本市
共催 西日本新聞社、福岡県文化団体連合会、福岡文化連盟
【内容のお問い合せ】九州文化協会=092(406)8581(平日10時~17時)