第148回直木賞受賞記念対談のお知らせ

第43回九州芸術祭文学賞表彰式に合わせて記念対談を行います!

表彰式の後、記念イベントとして歴史・時代小説作家の安部龍太郎さん(第148回直木賞受賞)と諸田玲子さんによる文学対談を実施します
入場無料ですので、皆様お誘いあわせの上来場ください!

148回直木賞受賞 記念文学対談

安部龍太郎さんVS諸田玲子さん

 演題「日本人はいかに生きてきたか~歴史・時代小説に見る日本人」

日本人はどのように生きてきたのか。日本人の心性とは・・・。歴史・時代小説の旗手である安部龍太郎さんと諸田玲子さんが、歴史上の人物を読み解き、日本人について、また激動の時代にふさわしいリーダー像について考えます。歴史・時代小説の魅力についても楽しく語り合います。

受賞記念対談 宮崎 20130208

受賞記念対談 福岡 20130208

 

福岡地区の方は翌日福岡でも記念対談を実施致します。

第43回九州芸術祭文学賞佳作に宮崎市の曽原さん!

九州芸術祭文学賞において 宮崎市の蘇原紀子さんに佳作

第43回九州芸術祭文学賞の最終選考結果を1月21日(木)実施し、、宮崎市清武町の小学校教諭、曽原紀子さん(50)の「青いうぶ声」が佳作に決定した。

最優秀作は該当なし。表彰式は3月18日、宮崎市の宮崎観光ホテルであり、作品は「文学界」4月号に掲載される予定。

応募総数は250編。九州・沖縄8県と3政令都市から選ばれた地区優秀作11編から最終選考を行った。

「青いうぶ声」は過疎化が進む離島が舞台。助産師として働き遠してきた90歳の女性がかつての記憶をたどり、今現在の問題とも向き合いながら“生”の意味を考えていく。「命のつながりを書く気構えに好感を覚える」(秋山氏)など命を取り上げる主人公に不妊の孫娘を絡め、心地よく読んでもらおうと意識している創作態度が評価された。

表彰式は3月18日(月)午後1時から、宮崎市の宮崎観光ホテル(宮崎市松山1-1-1)で行われる。

 

第1回九州芸術祭『文学カフェ』へのお誘い

第1回九州芸術祭文学カフェ」へのお誘い

まだ若干席に余裕がございます!是非この機会にお誘い合わせの上お越し下さい!

財団法人九州文化協会は、本年度で43回を数える九州芸術祭文学賞の一環として、新たに「文学カフェ」を立ちあげます。著名作家等を講師に招き、対談やトークの形で文学について気軽に楽しく真摯に語り合おうという企画です。年1~2回の予定で九州・沖縄の各地を巡回して開催します。

各地区の選考委員にも出席を願い、作家を志す人たちのための文章講座の要素も盛り込みます。

第1回目は、作家の片山恭一さんと小山内恵美子さん(第42回九州芸術祭文学賞最優秀賞)を招き、2013年2月10日、福岡市のアクロス福岡円形ホールで開催します。

演題 なぜ人は愛について語りそこねるのか
 ~ 愛を語るさまざまな文脈 ~

第1回九州芸術祭文学カフェ 対談
文学を気軽に、楽しく、語り合おう

片山 恭一氏           小山内 恵美子 氏

文学の重要なテーマでありながら、日常、口にするには気恥ずかしさを感じる「愛」。 ロマンチックな愛、性愛、家族愛などプライベートな愛から 隣人愛、神への愛といったパブリックな愛。そして世界的な視野に立った人類愛まで。 「世界の中心から、愛をさけぶ」の片山恭一氏と、 昨年「おっぱい貝」で第42回九州芸術祭文学賞最優秀賞を受賞した小山内美恵子氏。 2人の作家が、愛を語るさまざまな文脈について皆さんと共に考えます。

日 時 2013年2月10日(日)午後1時~3時30
第1部 対談「なぜ人は愛について語りそこねるのか
第2部 小説を書くということ ~ 体験的文章講座
作家 片山 恭一 氏  小山内 恵美子 氏
司会 梁木 靖弘 氏(九州芸術祭文学賞地区選考委員・九州大谷短大教授)

会場:アクロス福岡円形ホール(福岡市中央区天神1-1-1 tel:092-725-9111)
定 員 180人(先着順)
入場料 1,000円

共催 西日本新聞社・福岡文化連盟・福岡県・福岡市・北九州市

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

◆申し込み◆ 往復はがきに郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号、参加人数を記入し、 〒810-0001 福岡市中央区天神1-4-1 西日本新聞会館12階(財)九州文化協会「文学カフェ」係へ。

芥川賞への近道 九州芸術祭文学賞作品(小説)を募集

1970年に誕生した『九州芸術祭文学賞』は、財団法人九州文化協会が九州・沖縄各県、福岡・北九州・熊本の3政令指定都市との共催で運営し、優れた作品と若い才能を発掘してきた。

最優秀作は、芥川賞に最も近い文芸誌とされる『文學界』(文藝春秋刊)に掲載される。中央の文壇の目が届きにくい地方の文学賞では異例のことであり、第27回最優秀作『水滴』(目取真俊)は芥川賞に輝いている。このほか、帚木蓬生、村田喜代子、又吉栄喜、大道珠貴の各氏ら芥川、直木賞作家たちもこの文学賞を受賞し、文壇にデビューしている。

 

続きを読む