第47回九州芸術祭文学賞最優秀作に熊本市の尾形牛馬さん「酒のかなたへ」

第47回九州芸術祭文学賞の最優秀作は、熊本市の尾形牛馬(ぎゅうま)さん(74歳)の作品「酒のかなたへ」に決まった。文藝春秋刊「文學界」4月号に掲載される。

最終選考は1月27日東京都内で開かれ、九州(沖縄を含む)の8県と3政令指定都市から選ばれた地区優秀作11編を最終選考委員の作家五木寛之、作家村田喜代子、作家又吉栄喜、文學界編集長武藤旬の4氏が選考した。応募総数は251編。

表彰式は3月11日(土)午後1時から小倉井筒屋パステルホールで一般公開の形式で行い、引き続き同会場で政治学者・姜尚中さんの記念講演「漱石のことば」〈夏目漱石の言葉が僕の癒しだった〉がある。入場は無料。参加者は2月より募集予定。